転職を考えた理由(組込みソフトがあんま好きじゃない話)
件名に「転職」と書いたけど、別に最初から転職を考えたわけではない。
これは持論でもあるし、転職サイトとかでも良く書いてあるんだけど、
数十人規模の会社で無ければ、会社内にたくさんの部署はある。
それに、部長や課長などリーダーが変われば部署の空気は変わる。
自分も部署の異動をしたり、他の部署の話を聞いて、文化の違いを感じていた。
なので、他の部署への異動を希望していた。
ではなぜ、他部署への異動を希望していたか。
つまりは、自部署が嫌になったか。
匿名とはいえ、書けないこともあるけど
一番大きい理由は、やっぱり「組込みじゃないことしたい」ということ。
そして、「やりがいのある仕事をしたい」ということ。
今回は前者について書く。
前述のとおり、組込み機器開発というのは、自分は好きではなかった。
これはただの好き嫌いで、自分で作ったソフトでメカを動かすことが好きな人もいるし、
その面白みも味わったんだけど、自分は大好きとまではいかなかった。
そもそもの根っこは、「メカを動かしたくてこの業界に入ったわけではない」
というのが一番大きいのだけど。
好きになれない理由の一番目は、まずは「新しい技術が入ってきにくい」こと。
Webサービスであれば新しいフレームワークや製品がどんどん入ってくる。
今はクラウド全盛期でそのスピード、量はもう把握しきれないほど。
AWSのエンジニアでも、AWSの機能全部は知りませんって言ってたからね。
二番目は「動かすために必要なことが多い」こと。
WebアプリとかWindowsアプリというのは、作ったらその場で動かせる。
本番環境ではなくても画面の動きや処理をその場で動かして、デバッグできる。
でも組込みで動きを確認しようと思うと、基板、メカ、etc、、、つまり実機が必要。
ローカル環境で作ったものを動かせなくもないけど、それって楽しいか?という話。
三番目は「新しい技術に排他的な考えの人が多いし、使う機会も少ない」こと。
一番目に「新しい技術が入ってきにくい」と書いたけど、
そうは言っても色んな技術は生まれている。
特に今はエッジコンピューティングの話であるとか、IoTの話とか。
IoTは今となっては枯れてきているけど。
他には新しいツールやフレームワークもある。
でも、そういうのを取り入れようという気概のある人が少ない。(個人の感想です)
それに現在は組込みに限らず、派生開発・バージョンアップ開発が多くて
新規に製品を開発する、スクラッチで製品作るなんて滅多にない。
そうするとせっかくの新しい技術も取り入れるタイミングが無い。
3番目は組込みに限らないかもね。