アラフォーの備忘録

ソフトウエアエンジニアの転職、自動二輪AT

転職を考えた理由(組込みソフトがあんま好きじゃない話)

件名に「転職」と書いたけど、別に最初から転職を考えたわけではない。

 

これは持論でもあるし、転職サイトとかでも良く書いてあるんだけど、

数十人規模の会社で無ければ、会社内にたくさんの部署はある。

それに、部長や課長などリーダーが変われば部署の空気は変わる。

自分も部署の異動をしたり、他の部署の話を聞いて、文化の違いを感じていた。

なので、他の部署への異動を希望していた。

 

ではなぜ、他部署への異動を希望していたか。

つまりは、自部署が嫌になったか。

 

匿名とはいえ、書けないこともあるけど

一番大きい理由は、やっぱり「組込みじゃないことしたい」ということ。

そして、「やりがいのある仕事をしたい」ということ。

今回は前者について書く。

 

前述のとおり、組込み機器開発というのは、自分は好きではなかった。

これはただの好き嫌いで、自分で作ったソフトでメカを動かすことが好きな人もいるし、

その面白みも味わったんだけど、自分は大好きとまではいかなかった。

そもそもの根っこは、「メカを動かしたくてこの業界に入ったわけではない

というのが一番大きいのだけど。

  

好きになれない理由の一番目は、まずは「新しい技術が入ってきにくいこと。

Webサービスであれば新しいフレームワークや製品がどんどん入ってくる。

今はクラウド全盛期でそのスピード、量はもう把握しきれないほど。

AWSのエンジニアでも、AWSの機能全部は知りませんって言ってたからね。

 

二番目は「動かすために必要なことが多い」こと。

WebアプリとかWindowsアプリというのは、作ったらその場で動かせる。

本番環境ではなくても画面の動きや処理をその場で動かして、デバッグできる。

でも組込みで動きを確認しようと思うと、基板、メカ、etc、、、つまり実機が必要。

ローカル環境で作ったものを動かせなくもないけど、それって楽しいか?という話。

 

三番目は「新しい技術に排他的な考えの人が多いし、使う機会も少ない」こと。

一番目に「新しい技術が入ってきにくい」と書いたけど、

そうは言っても色んな技術は生まれている。

特に今はエッジコンピューティングの話であるとか、IoTの話とか。

IoTは今となっては枯れてきているけど。

他には新しいツールやフレームワークもある。

でも、そういうのを取り入れようという気概のある人が少ない。(個人の感想です)

それに現在は組込みに限らず、派生開発・バージョンアップ開発が多くて

新規に製品を開発する、スクラッチで製品作るなんて滅多にない。

そうするとせっかくの新しい技術も取り入れるタイミングが無い。

 

3番目は組込みに限らないかもね。